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天声珍語
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11月30日
 

ぼ〜や〜よい子だねんねしな〜♪

玉突き昔話

むか〜しむかしのことじゃった〜

あるところにたいそう球撞きの好きなS井どんという男が住んでおったそうな。

その男は球屋を建てて毎日毎日せっせと(1年で1日しか休まずに)球を撞いたりコーヒーをたてたりしておったそうな。

そんな男がある日店の客のKわだどんに誘われたそうな。

「S井どん、今度の日曜とうかいおぉぷん山で鬼たちが20万両をもぎ取りあうらしいぞな。わしらで鬼退治にでも出かけんかの」

「おお、それは良い考えじゃ、Kわだどん。」

そんなこんなで二人はえっちらおっちら鬼退治に出かけたんじゃと。

鬼たちが棒で球をつつきあう中でS井どんは持ち前の運に支えられ、これを勝ったら決勝しんぐるとーなめんとというところまでこぎつけたそうな。

「もういっちょ勝てば決勝だなや。がんばんべ・・・」

S井どんは汗水(冷や汗)たらして球をつついたところ6−1で運良くリーチをかけたんじゃ。

「最後はかっこよくとりきって決勝いくべ」

そう思って難しい球を攻めたんじゃと。ところがS井どんは普段から難しい球なんぞいっこう入れたことがないんじゃ。

案の定はずしよった。でも難しい球が残ったんじゃ。

「こりゃ難しいべ。次に回ってきた球とりきれば問題なかんべ。」

ところが、相手が、べちこ〜んと撞いたら黄色い帯の球が入ってしまったんじゃと。

「まだ6−2だべ。おてぃくけ、おちつけ・・・」

心臓の弱いS井どんは自分に言い聞かせたんじゃが、展開はまっこと悪くなる一方じゃったそうな。ぶれーくのーいんでも、せーふてーしたら39こんびをはいどうぞ。相手がはずして隠れるのはあたり前、3番ばんくを相手が撞いたら手玉が走って9番が入ってしもうたりしたそうな。そのうち6−6のひるひるになってしまったんじゃ。

「次のます一球まわってきたら絶対入れてやるべ・・・」

そんなS井どんの願いが通じたのか・・・相手のぶれーくは入ったが、1番はまるがくれだったんじゃ。

「こりゃ、しゅーとあうとだなや。」

ところが相手は1番をカラくっしょんで、ずば〜んとつきよったそうな。するとあらふしぎ、1番にかすった手玉は、くっしょんに入って、ふっとすぽっとのそばの9番に向かって一直線・・・9番はこーなーに吸い込まれたんじゃと。

これでS井どんのお話はおしまいじゃ。なになに、20万両はどうなったかって?瀬戸出身の髪の茶色い、たいそう感じの悪い鬼がふんだくっていったという話じゃ。

おい、こら、ほ○、はよ、たくさんある借り(金じゃないが)かえさんかい!!!!

 

 
11月15日
 

つ〜いてつ〜いてつきまくる〜♪それがわたしだ〜♪

ラッキーマーン♪(歌 八代亜紀)

いや〜行ってきましたよ、マスターズ。

そして、かなりついてました!!!!

まず、第一試合がついてました。

試合の展開はよかったのです。にもかかわらず途中ではテンパってしまい、ブレイクしようとストロークしたらキュー先で手玉を3cm動かして相手にゆずる(注:ブレイクする前のシュートアウトはファールになります)ミラクルショットなどを出しているうちヒルヒルになってしまったのです。

最終マス、1番から取りきっていったのですよ。そして9番までなんとかたどり着きました。ちょっとフリのある、そう遠くもない9番を撞こうとしたのです。するとどうでしょう。急に台の上から陽炎が上がり、蜃気楼のように9番がユラユラと揺らいで見えるではありませんか!ただでさえあぶり気味のワタクシの心臓が、心拍数200をオーバーし「Hart Of ノミ」の状態となっているではありませんか!!!そうです、「急性東海学園病」の症状です。こうなってしまったからには必殺技を出すしかありません。そして出ました、

必殺「お願いショット」!!!  おねがい おねがい おねがい おねがい・・・

いや〜よかった、入ってくれて。。。この試合だけで320kcalほど消費してしまいましたよ。この試合ぶりを横の席に座りにきて見ていたTて師匠(蟹江系)には「S井!はずしすぎだ〜」と言われ、"日本のオモ山”さん(MAR○Y所属)にはさんざんからかわれてしまいました。

そして第二、第三試合、ばかづきハリケーンがやってきました。

3年ぶりにタテバンクが入ってマスワるわ、ロングスーパーカットの取り出しが目をつぶって撞いたら入っちゃうわ、8番を穴前で貰うわ、盆と正月がいっぺんにやってきてクリスマスパーティーをやってるような状態でした。結局その後1セットもとられずに予選を勝ち上がったおかげで心臓がパンクしなかったのです。まさに"ツキ"以外の何物でもありません。

決勝では、からクッションをねらっていたら斜め後ろのプレーヤーにすねを思い切りけられ(ブレイクの蹴り上げ)シーンとした会場で「ギャー」と叫ぶという軽い天罰を受けつつ、運を生かしきれずベスト8でした。

しかし人間欲張りなもので、"ツキ"だけで勝っていったにもかかわらず、優勝しなければやっぱり悔しいのですねぇ。この悔しさをばねに練習し、次回こそ「試合で初めてブレークエース」を実現したいと思います。

 
11月11日
 

今週末は東海ナインボールマスターズでございます。(通称「ます〜たず」)うちの店ができて1年半ですが、ちょうど去年のこのマスターズから久しぶりに試合に出始めました。思い返せばビリヤード歴10年いろいろと思い出深い試合がございましたよ、えぇ。

生まれて初めて、そして生涯最後のC級で出た試合。第一試合バンキングに負けて、試合で初めてラックを組みました。

そしたらエースを出されました。

生涯最後に出たB級の試合。内閣総理大臣杯。2日目、調子はよかったのですが、ぼちぼちのとこで負けてしまった時、運営からハイラン賞なので表彰があるから残ってるように言われました。

準決勝でハイランは塗り変えられて居残っていた意味はなくなりました。

春日井でFive and Halfというビリヤード場を始めると決まったとき、2年ぶりに試合に出ました。ARCオープンでした。何とか遅刻せずに試合会場に着きました。キューケースを抱えて会場に入ろうとしたら、Mプロが近づいてきて「S井君、S井君、店始めるんやて〜聞いたで〜。こんな時期にはじめるなんて大変やなぁ。わしも昔・・・」

15分ほどご意見を伺っているうち、一回戦は不戦敗になってしまいました。

今度のマスターズではどんなドラマが僕を待っているのだろう。

ここで、わたくしめのマスターズの目標

1 遅刻せずにエントリーする。

2 どフロックを出して試合に勝つ。

3 初めて"試合でエース"を出す!

※できれば勢いに乗っちゃって、プレーヤーとして決勝会場入りしたりなんかする・・・といいな

というわけで、今度のミッションを「エースをねらえ!岡ヒロミ大作戦」と名づけ、がむばります。(このためにブレイクキューも買っちゃった・・・はぁと

 
11月5日
 

西の町から東の町まで素敵な夢を届けます〜♪

心わくわくゆとりの生活電話一本かなえます〜♪

ジャパンネットジャパンネット〜ふぅふぅ〜夢のジャパンネット高○〜♪

 

S井「かいちょー、会長、どうしたんですか、そんなこわい顔して球撞いて」

T中「いやー、ひねると球が入んないんだよ、こうちゃん」

S井「それは困りましたねぇ。ひねらなくても入らない僕はもっと困ってますけど・・・」

高○「そんな方のために今日はこちらの商品をご用意いたしました。」

S井「ジャパンネットSH○T G○Nの高○さん、何ですかそのキューは?」

高○「こちらはNASAが開発したかもしれない低反発素材っぽいものを使った21世紀の夢のキュー”たっと”です。従来から”たっと”はキュー尻の長いものほどよいとされてきましたが、今回ご紹介する”たっと”はキュー尻の長さをさらに140%増量し32cmを実現しました。」

S井「うわーすごいですねー。でもほんとにいいきゅーなんですか〜?」

高○「では使用者の声をお聞きください。」

オクラホマ州在住 デイビットさん(ビリヤード歴3年)

「俺にいつも負けてたスティーブのやつが、あるとき新しいキューを持って溜まり場のプールバーにやってきたのさ。そしたら驚いたのなんのって。あのしょぼいスティーブがマスワリなんか出しちゃって、俺のぼろ負けさ。終わってからこっそり秘密を聞いたら、この”たっと”を使っただけって言うんだ。ちょっと使わしてもらって二度びっくりだよ。俺の使ってたキューの2倍も3倍も多くひねれるんだ。サイドギャザーがついて多い日も安心なんだよ。その日にすぐ注文して、それ以来こいつは俺の相棒さ。もう手放せないね。」(使用者によって個人差があります)

京都府在住Hのきやまさん(ビリヤード歴25年)

「わし日本一になったら女にもてるんちゃうかな〜思うて、がんばったんや。なのにいっこモテへん。モテよんのはピ〜ピ〜ばっかりや。あんまり腹立ったもんで、それまで派手なキューばっか使ったとったけど、この”たっと”に変えたんや。ほんだらモテモテやんけ!やっぱキューは”たっと”やで!!」(使用者によって個人差があります)

高○「では、実際に撞いてお見せしましょう」

べちこーん ギュンギュンギュ〜ン

S井「すごいー。もうこれしかないですよ、会長!僕でもこれ使ったら入ると思います。」

T中「でもこうちゃん、こんだけすごい”たっと”だと高いんじゃない?」

S井「お値段を聞くのが怖いですねぇ」

高○「ご安心ください。今回、メーカーさんとの直接取引きにより超低価格でのご提供を実現いたしました。」

「低反発素材っぽいもの使用で背骨に優しい”たっと”、今回は8mmビデオテープ10巻とプリンターをお付けしてなんと・・・・59万8千円でのご提供になります。」

T中「え〜〜〜〜!!!!」

S井「いいんですか〜そんなお値段で。」

T中「すぐに注文して、練習しなきゃー!」

(この商品は限定200セットのみのご提供となります。お早めに!)

 
11月3日
 

穏やかな文化の日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。最近、憲法で保障されている「最低限の健康で文化的な生活」が営めていない酒井黒男です(今年お休みは1日だけ)。東海学園病を紹介してより、全国のビリヤードファンから様々なお便りをいただきました。そのなかから1つをご紹介いたしましょう。徳島県すったら村大字小字あざだらけ、匿名げーはーさんからのお便りです。

「こんにちは。私は愛知県は日進市でビリヤード場の店長をしているものです。私の店にも多くの学園病患者さんがいらっしゃるのですが、今まで出会った中で一番重症だったのは、現在、春日井市でビリヤード場をしているS井という人で・・・」

えー、では前回のつづきをどうぞ。

前回までのあらすじ

後にWHOに難病指定されることとなる後天性黄帯球不全症候群(東海学園病)を発症したOくむら君。彼を研究した須田教授は東海学園ビリヤードサークル内に同じ症状を持つ後輩たちが増えていることに気づく。やがて須田教授は東海学園病は感染するのではないかという疑念を抱き始める。

「学園の病2」 キャリアからの感染を防げ!(副題「ねらわれた学園」)

学園病の感染という新たなテーマにより須田先生の研究対象はOくむら君からその後輩たちへと移行していった。

その中でも須田先生の目を引いたのはS柳君だった。S柳君は当初、先輩であるOくむら君とペアで学校対抗選手権に出場し二戦二勝をあげるなどの勇姿を見せていたが、ペアである先輩がALLたこ負けで予選落ちした。そうしているうち自分自身も学園病を発症し、公式戦では二連続負け負け、ハウストーナメントでも四戦全敗、最後のY沢さんとの試合ではたこリーチをかけながらEASY GAME BALLをことごとくはずして逆転負けを食らうまでになっていた。

そしてS柳君は自信を回復するべく、ビリヤード歴4年で新人戦に出場するという暴挙に出た。試合会場では新人選手たちの中において、プレーキューはカスタム、ブレークキューはプレデター、キューケースはフラワーケースと道具は抜き出ていた

試合出場前「予選落ちなんてありえないですよ。予選落ちしたらボーズっすよ、ボーズ!」などと勢い言ってしまった彼は昼飯時には新人戦を終了し、そのあしで家電屋にて家庭用バリカン「スキカル」を購入し、名古屋市天白区内某所での断髪式に向かったという。

こうしてプレーのみならず症状が頭髪にまで及ぶにいたり、須田先生は「学園病は感染症である」との確信を得たのでした。

その後、WHOによる学園病難病指定により多くの研究者が、ウィルスの特定とワクチン精製に力を注ぎましたが、成果を得ておりません。現在では心療内科よる研究が有力視されていますが、フラシーボ効果からの治療が成功していないこと、感染理由がユング派による立証でしか得られないことなどから悲観視する学者も少なくありません。また近年「学園病はプリオン異状によるクロイツフェルト・ヤコブ病の亜種である」との学説が発表され成果が期待されておりますが、研究結果が出るのにはまだ時間がかかりそうです。

最後にWHO発表による安全対策マニュアルより抜粋して終わりの言葉に変えさせていただきます。

後天性黄帯球不全症候群(東海学園病)安全対策序説より抜粋

「われわれ人類は今、新たなる危機に直面している。それでもわれわれは球を撞かねばならない。かつて、われわれの先人たちがそうしたように。今また人類の英知と勇気をもってこれを乗り切ろうではないか。ゲームボールをねらうときひょっとしたら厚いかもという悪魔のささやきが聞こえようとも」

同白書よりマニュアルの要旨

東海学園病感染者に接するときはそのプレーを見ないようにするのが望ましい。またその患者の発する断末魔、ショウガにも注意が必要である。特に「ウワー」「ひえー」「なんでー」などの叫び声はドップラー効果とともに周囲に著しい悪影響をもたらすことが報告されている。また、初期症状においては9番のみを用いた練習が有効であるとの報告もある。いずれにせよ今後の研究に期待するところが大きく、対策も随時変化、対応していく必要がある。

 
10月30日
 

恐怖!!!「学園の病」 (副題「ねらわれた学園」)

日に日に夜の寒さが身にしみるこのごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。スーパードクターKKK(クークラッククラン)こと酒井黒男です。

さて、長きに渡り世界における伝染病撲滅を訴えてまいりました当サイトにて、とうとうこの話題について触れなければならないときがやってきてしまいました。去年WHO(世界保健機構)により難病指定1028号となりました後天性黄帯球不全症候群、通称「東海学園病についてです。

この病についてはさまざまな学説があり、最初の発症者は1950年代後半アメリカはミネソタ州で「ファッツ」と呼ばれた人物ではないかという説が有力視されています。しかし当時は病気としての認識はなっかたことが「Ya Mind What Kit Cat」(病は気から)という当時の新聞の見出しからうかがい知ることができます。

その後の医学の進歩と多くの学者の熱心な研究により、徐々に病気として認知されるようになり、2001年9月東海学園大学ビリヤードサークル主幹Oくむら君が第一号症例患者としての認定を受けました。

彼はミスター・ビリヤードと呼ばれてもおかしくない苗字を持ちながら、どんな穴前にある9番も入れられないという重い症状を有していたのです。

彼を研究対象としていた東安曇野大学名誉教授 須田揉太先生は様々な興味深いレポートを残しています。

まず、彼は狙う玉の番号が大きくなるほど構えに入る時間が長くなること。玉をつく前にうんちくが多いこと、9番をつくと同時に「ウワー」などのペガサス流星拳を食らったような奇声を発すること。

そして何より須田先生が注目したのは「学園の伝統」などという呼び方で東海学園ビリヤードサークルの後輩たちに同じような症状が見られたことでした。そして先生は「学園病は感染症なのではないか」との疑念を抱きはじめたのです。

この続きは次回「学園の病2 キャリアからの感染を防げ!」にてお話いたします。

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10月28日
 

薔薇は気高く咲き、美しく散る。。。

 

こんにちは。 オスカル酒井です。

イヤー、行ってきましたよ、北陸オープン。

試合の結果はいまいちでしたが、負け試合で4連発にてまくりかけるという私らしからぬところが出まして、負けたのに自己満足して帰ってまいりました。

一緒に行った寺やんやハゲイチさんも同じ成績だったのですが、高市さんにいたっては勝者二回戦にて利川Pあいてに先手リーチをかけるとこまで行ったのでした。

しかしわれわれには試合に負けても、すしという確実な勝利のステージが用意されているのです!(すばらしき金沢!!!)

のど黒の蒸しずし、うまかったー。

さらには石川ギャルと合コンしたりして、大満足の夜でした。

?

というわけで今年も大変楽しい北陸でした。

EDDIEの加藤プロ、濱崎店長、ゲンちゃん大変お世話になり、ありがとうございました。

 
10月1日
 

こんにちはー。Five&Half店主の酒井です。

この「天声珍語」ではうちの店、そして私の近況ビリヤードのこと酒のこと、果ては日本経済、教育問題、量子物理学まで幅広く語っていこうと思っています。(簡単に言えば日記)

なんせこれから先は始まっていかないことにはわからないので・・・

このところ、バイトが足りないこともあり少し玉突きをサボり気味なのですが、「北陸オープン」(別名「北陸すしツアー」) に出る日程調整ができたので、できる限り練習したいと思っています。

去年も行ったのですが、北陸オープンはすばらしい!!!

試合はぜんぜんダメで、何なら全選手中一番早く終わったのですが(最速の男、音速の貴公子)、野々市のほうにあるおすし屋さんがすばらしくうまい!!!

そのおすし屋さんは最初に金沢のビリヤードパーラーエディーの加藤プロに教えてもらったのですが(加藤さん、今年もお世話になります)、そのあと、愛知の連中と北陸オープンのたびに出かけています。

今年は少し大所帯で出かけることになりそうなので、予約しないといけないかな。

もちろん試合、全力でがんばってきます!!(まだ先だけど)

 
Produce & Design : M K
Last Update : 2004/12/7