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天声珍語
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7月5日

 

緊急特報!

今回の天声珍語におきましては、前回の続きでありました都市対抗見学後編をご報告差し上げるつもりでございましたが、この前の日曜日のマスターズにおけるわたくしの試合が全くありえない終わり方をしたことについて、ぜひ記事にしろとの熱いご要望がございまして、緊急報告をさせていただきます。

試合当日、私は二日間寝ていなかったことを理由に、実はマスターズを欠席しようかなどと考えたりもしておりました。しかし、うちの店の前に集合していたB級の選手のうちの一人(通称ジャンプ君)が遅刻して来ないことを電話連絡され、どうにか起きることができたので、急いで試合会場へと私も向かうことができたのでございます。遅刻ぎりぎりという運営のN藤君には申し訳ない不届きものでございました。

さて、試合が始まると、いつものようにちびりながら、玉を入れたりはずしたり・・・ゲームボールをはずしながらも1回戦はなんとか勝つことができたのです。続いて勝者二回戦、相手はCサブランカの店員I倉君でした。

この試合が始まる前、全く予想だにいたしませんでした・・・・まさかあのようなアクシデントが発生しようとは・・・・そして、このマスターズを途中棄権することになるとは・・・・

その試合は本当にいつものように始まりました。最初の1セット目はI倉君がとりながらも第二セットはラッキーにて私が取りきり、さらに次のマス、ブレークした私の配置は非常によく、マスワリが出たのでございました。そして運命の第四セットを迎えたのでございました。

わたくしは、いつものようにペチコーンとブレークをしたのでございます。するとどうでしょう!!これまた1個入っただけでなく、非常にいい取り出し、そしてよくばらけたいい配置ではありませんか!!私は思いました。『これもマス割れるんじゃあないの?でも、こんなにいい配置が2回も連続するなんて・・・何かきっと落とし穴があるに違いない・・・慎重には慎重を重ね、とり切るべ・・・』

そうして、一個ずつとって行き、穴前の5番にたどり着いたのでございます。少し伸び上がって撞かねばなりませんでしたが、全く問題のない玉でございました。しかし、ここで思い出さねばならないのがS井玉突き語録第三章十二項「穴前ほどやばい玉はない」です。慎重に構えに入り、さあ撞こうとした刹那でございました。

          びりびり〜

私のキュートなお尻から鈍くいやな感じの音がいたしました。もちろん、5番はしっかりとはずしました。これまた運のいいことに、私が試合をしていたテーブルのすぐ横には必要以上に大きい鏡がついているではありませんか!恐る恐る鏡にお尻を向けるとやはり私のズボンは無残に破れておりました。それからなん球か撞いたのですが、玉を撞こうとかまえるたびにびりびり〜びりびり〜と音がするのです。しまいには顔が出せるほどの大きさになってしまいました。

ここにいたり、私は決意いたしました。自分自身はもう失うものもないそして恥も外聞もない人間でございます。しかし、汚いパンツを見せながらプレーするのは紳士のスポーツであるビリヤードにおいて、相手プレーヤーに失礼であると。

「I倉君、俺、棄権するわ・・・」

そして運営席に行き、「N藤君、俺、棄権して帰るよ」

こうしてわたくしのマスターズは終わったのでございました。

何か聞き及んだところによりますと、決勝会場では笑いのネタとして扱っていただいたそうで、ありがとうございます。また、一部の意見として「S井はビリヤードはやる気がなくって、ネタを作りに試合に来ている」とのご指摘もいただきました。わたくしのような東海地区いちビリヤードファンから見ると、SA級の方のご指摘は大変ありがたく、これからもそのような雲の上からの貴重な声を参考に玉突きに励む所存でございます。

これからもよろしくお願いいたします。

 

6月15日

 

ご無沙汰しておりました

いや〜、申し訳ございません。書こう書こうとは思いつつ、前回桧山さんの記事を書いて以来、何か気が抜けてしまいとうとう今日にまで至ってしまったしだいでございます。わたくしのような者がかいた愚文を読んでいただいていた方も、わたくしが思っていた以上にいらっしゃったようで、試合会場やメールなどで「早く更新してください」などとおっしゃられることもしばしばございました。これからまた心機一転がんばっていく所存でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、この3ヶ月間何もないようで、いろいろありまして、久しぶりに玉突きの遠征に長野や静岡に行ったり、M○RCYのA山ビリヤードさとうのM好との東海減らず口三人衆のプライドをかけた59をやったり、書きたいことはたくさんあるのですが、今日のところはとりあえずこの前の土曜日に和歌山まで都市対抗を応援しにいった話でも書こうかと。。。。

4年ほど前、わたくしはクラブ員になったことがございました。わたくしのようなへたくそがクラブ員などというのもおこがましいことではあるのですが、その当時三重の四日市に仕事で行っていた私は、四日市にあったY's店主が常連を信者にして、「はずしたら死ぬと思ってねらえ〜」などと説教し、自分は目からビームを出しながら球をねらい、信者の中にはお守りの中に店主の写真を入れて肌身離さず持っていたり、携帯の待ち受け画面を店主の写真にしていたりする者もいた変な店)という店で球を撞いておりました。

またいずれ、この三重での出来事はいろいろ書いてみたいとは思っています。

とにかくそのころ、仲良しのT村さんがわたくしにこういいました。「S井さん、S井さん。一緒に都市対抗出てがんばりましょうに〜。MRCのメンバーで行ったら、めっちゃ楽しいですよ〜。都市対抗のホテルに泊まる夜はあんなことやこんなこと・・・・しゅちにくりんのよるですわ〜わっはっははは」

確かに三重のT村さんをはじめとする仲間たちは陽気で、わたくしもなんとなく『行ってみたいなぁ』なんて気になったのです。早速入会して例会に出始めました。わたくしも新参者のへたくそながら頑張り、結構いい成績を収めながら1回2回と出たのです。ところが、わたくしを誘った当人のT村さんがいっこうに例会に来ません。

おかしいと思った私はT村さんに尋ねました。「Tらやん、何で例会こーへんの?俺、頑張ってるよ」

するとT村さんは「俺、玉突きに気が入らんのですわ〜都市対抗はどうでもいいですわ」

明るく陽気で乗りがよくはあるが、一方、移り身が早く自分勝手で無責任というイタリア人のような三重の体質!!!誘ってくれた友達のいなくなったクラブで頑張るほど都市対抗に魅力を感じていなかった私はすぐにMRCをやめてしまいました。やめると同時にベストが贈られてきて、一度も袖を通さなかったのは今にして思えばもったいないことをしました。

まあ、こんなわたくしではありますが、元G○BCT中会長元A○CのN橋というメチャメチャ入れる2人と土曜の朝から和歌山にえっちらおっちら出かけたわけでございます。

今回の都市対抗見学は古い付き合いであるMA○CYのA山Tしや君が、間違いでARCの代表に選ばれたので、大々的に冷やかしつつ、こっそりと応援しようという企画であったのです。(つづく)

次回予告

S井の見た都市対抗の真実がついに明らかに!元GP○CのT中会長元AR○のN橋、元M○CのS井はそれぞれどう応援したか!!そして都市対抗の夜は更けていった・・・

 

 
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Last Update : 2005/6/15